スター誕生 アレキサンドロ・ミケーレ♡
2016年1月6日
デビューショーの時から、ステージの造りがストリートっぽく
それまでのグッチとはまるで違い、ドキドキさせたアレキサンドロ・ミケーレ。
2回目の2016年春夏コレクションでは怒濤のような人気を背景に
ミラノ郊外の古い引き込み線の車庫を、アッと驚くような
オリエンタルなステージに変化させ
またまた観客の度肝を抜きました。
どしゃ降りの雨の中、車の大渋滞(グッチ渋滞とも言えますが)に巻き込まれ
途中で降りて、傘も差さずに必死で走りました、、。
ですが会場に入ったとたんに、ライトが落ちて音楽が始まり席にはたどり着けず、、。
お陰様で屏風の前に立つという絶好のポジションで
コレクションを見ることが出来ました。
オープニングで登場したのは、何とグッチのWEBカラーを大胆に配した
レースのドレス!伝統をラブリーに!
こう来ましたか?
今回のテーマは「恋愛の国の地図」
1654年に出版されたフランスの女流作家マドレーヌ・ド・スキュデリーの小説が
インスピレーションです。
服にも、こんなに地図が!尋ねて見たい気がします、、私には必要かも、、。
今回はトロンプルイユ(だまし絵)が多用されているところも見どころです。
スパンコールの着いたドレスから
ボーダーのティーシャツまで、トロンプルイユのフリルのがいっぱい!
60年代にロベルタ・ディ・カメリーノが一生を風靡したテクニックですね。
靴やバッグも凄く素敵です。
ストラップの代わりにリボン使いのバッグや、ジャカードにお花のペイントや
リボンの刺繍ワッペンをアップリケしたり
ロマンティックで可愛くてガーリッシュなんだけど
大人の心にぐっと来る!
展示会では、バッグの回りは騒然としていました。
靴もアイディア満載!
靴のデザインだけではなく、ソウルの部分にもデザインが!
甘い毒気にやられそう!
アレクサンドロはもともと雑貨、アクセサリーのデザイナーですから
一番の得意分野は、アクセサリーで、収集しているアンティークも相当な数があるとか!
1度見てみたいですね。
公開してくれないかな!
コレクションでもモデルが複数付けして登場したリングやネックレスは
デビューショーの時から、お店に出た時点で瞬殺!
一つも残っていない状態と言う人気ぶりです
リングが欲しかったのですが、なにもなく、、。
と言うわけで、今最もホットなデザイナー アレキサンドロの再確認でした
コマーシャルラインも素敵でしたよ!
何気にデニム地にテープやステッチでトリミングしたノーカラージャケット
お揃いのベルボトムパンツは裾短めでテープのトリミングです
ボタンも可愛い!!
ギンガムにデニムの襟のブラウスやピンクのカーディガンに苺の編みぐるみ?!の
トリミングも女心に刺さるものばかり!
フィナーレではこんな感じ!シャイな感じにまたまた好感度アップです